しまねウッドスタイル

益田市立 東陽中学校技術棟

受賞
しまねウッドスタイル作品コンテスト2013特別賞
設計事務所
有限会社 万設計
設計者
福田 勝
建築主
益田市
用途
中学校
延床面積
203.30m²
施工者
ダイワエンジニアリング株式会社
竣工
2012年(平成24年)

この建物は中学校の技術(実習)棟で、耐震性が著しく低い鉄骨の既存建物を解体撤去し木造で改築をした。
学校の校舎で木造にする場合、一般的には洋小屋でまとめてしまえば簡単だったのかもしれないが、木造で建て替える目的と広い架構空間を確保する事により、そこで学ぶ生徒たちに木造の良さと木造でも少し違う感じの空間を提供したいと思ったのがこの建物である。
柱は2つの長方形断面の物を使い、梁も一般的な梁材を組み合わせて力の伝わり方を描いたようなものにしている。主架構は基本的に高津川流域材を使用している。
その木の構造自体が意匠になっており、しかもそれが整然と並んでいる形は思った以上に良かったと思う。
木造の架構を構造解析により可能性を広げることはもとより、木架構の発展的な計画も出来た。また木材そのものが持つ意匠性をより表現できたものとなった。