しまねウッドスタイル

宗教法人 常徳寺

受賞
優秀賞
設計事務所
蔵本総建コンサルタント
設計者
亀山英嗣
用途
寺院
延床面積
175.53m²
施工者
(株)アクト建設
竣工
2009

山で買う(桧材)

皆で伐採(事業主体の建設委員会及び檀家有志)

製材(プロによる)

製品乾燥管理(建設委員会による自然乾燥)

建築(プロによる)

完成維持管理(檀家にて)

山に植える(檀家によるヒノキ苗植林)

木材自力調達を事業のベースとした本堂新築

 

檀家として地域の山のヒノキ材を買い付け、建設委員及び檀家で腕に覚えのあるものが、材木の伐採搬出から製材乾燥管理までをわずかなプロの手を借り行い、またある檀家はわが山一番の大杉を拠出することにより材木費(柱材の全て・造作材の過半・外縁材他の化粧材、一部構造材・下地材)を大いに節約できました、この材木自力調達という取組(共同作業)によりみんなのお寺を守り伝えるという充実感が檀家で共有でき、提供いただいた山には後日檀家が集まり新たに桧の苗を植えることもできました。農村部でありまた建設委員のメンバーが地域の山の材木を活用し自宅建築を行った経験者であることにより、当地農村地域における建築の本来のありよう(資源活用と循環)を改めて体現できた事業でした、そして、大いなる充実感に満たされた檀家数50戸余りの小さなお寺の本堂再建という大事業でした。