しまねウッドスタイル

社会福祉法人 平田保育会 中部保育所

設計事務所
株式会社 みずほ設計
建築主
社会福祉法人 平田保育会
用途
保育所園舎
延床面積
874.70m²
施工者
昭和開発工業・山本工務店特定建設工事共同企業体
竣工
平成24年3月23日

この施設は、地域や県産の木材を利用し、まわりの景観に映える来待色瓦の大屋根、壁は杉板の自然素材を使うことが当初より計画された。
建物は敷地上L型配置が適し、保育室は南向きを基本としている。中廊下上部には、春と秋の中間期の自然採光と自然通風環境を維持するための越屋根部分を3箇所設け、広がりのある吹き抜け空間と採光・通風を確保している。
緑と自然豊かな田園地帯に建築されたシンボル的な木造園舎は、地域住民との交流・利用施設としても期待されている。

●外観は伝統的な木造建築で外壁を杉板としたため、耐久性に配慮し、軒は深く、垂木も大きくした。
●室内の梁間が大きいため、主要な梁は杉の集成材(国産)を2m間隔に配置、在来軸組構法を基本としている。
●構造材は主に県産のスギ材を使用、保育・遊室の腰壁には地元自生のモミを使用するなど木造にとことんこだわっている。
●X、Y方向共に筋交い配置、水平荷重は地震時にて設計。基礎は30mの杭基礎と地中梁。表層地盤も地盤改良を施し、スラブ床とした。